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東欧の男 : スポンサー広告 : ブライアンとの関わり : うん、だいたいあってる。

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午後六時、いつも買い物をするスーパーの前。
激しい人通りの中、送られてきた写真を頼りに、彼がいないか探す。
しばらくして、それっぽい人物発見。
しきりに携帯をいじりながら、辺りをきょろきょろ見回している。
"えっと…ブライアン?"
"キミがそーすけ?はじめまして"
差し出された手をぎゅっと握って、笑い合う。
"何だか写真と違うね。どうりで探しても見つかんないワケだ"
"髪も大分短くしちゃったし、写真撮る時メガネ外すからね"
(ちなみに今そーすけの髪型は、ボウズよりちょっと長いソフトモヒカン。ゲイゲイしいよ☆)
特に何処に行くか決めてなかったので、とりあえずそこらをお散歩。
"そーすけのコトもっと知りたいけど、メールより直接会った方がいいよね"という言葉通り、
"ココに来て何年?"から始まり、"何処に住んでんの?","将来は?"、"彼氏いるの?"などなど、
とにかく質問攻め。
まぁ、自分の事しゃべるのあんまり得意じゃないから、よかったけどね。

"で、ブライアンはどうよ?"って訊いた頃には二人とも歩き疲れて、
近くにあったベンチで一休み。
"食べる?"って差し出してくれたリンゴをかじりつつ、彼の話を聞く。
(俺の周りだけかもしんないけど、こっちの人って、常に果物をカバンに忍ばせてる気がする)
ポーランドのとあるちっちゃな村で生まれ育った彼は、敬虔なカトリック教徒。
イングランド(プロテスタント)に来てからは、あまり教会に通えてないけど、
それでも厚い信仰を持ってるっていうのは、彼の態度からよく分かる。
(そーすけは無宗教だけど、日本で通ってた大学はキリスト教系)
だから、自然と質問してしまった。
"でも、カトリックって、同性愛には厳しいんじゃない?"
こっちを見ていた彼の目がふっと逸らされ、表情が陰る。
"うん。同性愛は、病気扱いだよ。
 僕もセラピーに通ってたんだ、一時期"
"……"
"僕ね…"
今度は笑いながら、彼が続ける。
"僕ね、小さい頃から聖職者になりたかったんだ。
 こんなになっちゃって、もう、無理だけどね"
ここにも、一人。
ゲイであることに悩み、苦しみ続けている人がいた。
絶対的に信じて疑わない、自分の基になっているものと、
現実の自分の間に閉じ込められて。
"彼女は?結婚は?"と家族・友達から責め立てられ、
少しでも楽になる為に、一人海を渡って。

"あ、彼女がいたこともあるんだよ。あ、この人ね"
財布から何枚もの写真が出てくる。
お母さん、お姉さん、妹、姪っ子…その中から差し出された、一枚の写真。
"すごく綺麗なヒトだなぁ"
"でしょ?巻き毛がとってもチャーミングなんだよ"
その時彼が見せた笑顔からして、まだ彼女の事が好きなんだと思う。
"でも、僕は彼女に応えられなかった。
 いくら心がそれを望んでいても、僕の身体はまったく反応しなかったんだ"
"…うん"
"そんな事が続けば、相手が離れてくのは、当然だよね"
"セックスは関係の一部でしかないけど、でも"
"うん、でも一部であることに違いはないし…"
"無くてもいいもの、ってワケじゃないよね"
"うん、そうそう"
"それで、男のヒトはどうなの?"
"それがさぁ…"
"うん"
"きっちり反応するんだよね。もう、嫌になるよ(笑)"
"あ、イングランドの男って、カッコイイ人多くない?"
"やっぱりそーすけもそう思う?街歩いてても、びっくりするよね"
"今度、ウチの大学覗いてみてよ。もう、すんごいよ"
"本当?(笑)"
"っていうか、ブライアンも結構ハンサムだと思うんだけど"
"僕?いやいや、そんなことないって"
身長182cm、ジュード・ロウに激似の27歳が、何を言う。
アンタこそ街で見かけたらビックリだよ。
(てか実際に隣に座って話してんだけどね。世界って、案外狭い)

それから少し、"好きなオトコのタイプ"とかを話してたんだけど、
"でもね…"と彼が言った。
"でもね、もし神様が僕の苦しみに気付いて、願いをかなえてくれるとしたら、
 ヘテロセクシャルにしてほしいんだ。
 結婚して、子供をつくって。
 僕の友達や、姉がそうしてきたように、
 僕も家族を持ちたいんだよ。
 それが、僕の夢"
うん、そうだよ、それが出来たら、どんなに良かっただろう。
でも、キミがゲイで、俺がゲイだったから、
今こうして、薄暗がりの中、ベンチに座って喋っているんだ。
きっと、これでいいんだと、俺は思うよ。
"そーすけは、ホントにリラックスしてるよね。
 ゲイであることを受け入れてる感じがする。
 僕も、早くそうなりたいなぁ"
"うん、友達が色々と助けてくれたからね"
初めてできたレズビアン友達は、
"そんな事で悩んでたら、アンタ何にも出来ないわよ。
 つーか、何もしないで終わるつもり?そんなの、つまんないじゃない。
 早く自分を楽にしてやんなさいよ"と俺の心に容赦なくパンチを浴びせ、
初めてゲイであることをきちんと打ち明けたストレート男友達は、
"ゲイだからって、特別じゃないよ。
 俺は女が好きで好きでたまんないけど、
 そーすけは男が好きで好きでたまんないってだけでしょ?
 そんだけの違いだよ"と言ってのけた。
"だから、ブライアンも話したいことがあったら、遠慮なく言ってよ。
 俺カトリックじゃないから完璧には分かってあげられないかもしれないけど、
 でも一人で溜め込むよりはずっといいでしょ?"
したら突然、"そーすけは、笑顔がすごくいいよね"って褒めだした。
"ええ、よく言われます(笑)"ってこっちは冗談で返したんだけど、
"その顔で"大丈夫"って言われると、ホントに大丈夫な気がしてくる"って本気で返された。
光栄デス☆(←調子に乗り始めてる)

とまぁ、こんな感じで、
めでたくゲイ友達ができましたとさ。

↓彼も料理が得意らしい。やっぱそういう男が自然と集まってくると見た!!
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◇ カテゴリ : ブライアンとの関わり


[いよいよ・・・ ]          ◇ Le Sirius | URL |  05/12 19:14 | edit
そーすけさん、こんにちは。前回の記事で「おやおや・・・」と意気込んで読んでいたら、なんとご親切に言及されてしまって「これはコメントしなくては」と思っているうちに、どんどんコトは前進していっているみたいですね。掲示板(掲示板って言うんですか、僕たちのしているあの類のもの?)を始めたらもうあとは生活が男だらけになっていくのみですよ。

でもそういうものを通して男たちと触れ合うのって、セックスだけでなくていろいろな境遇の男たちの心境や生き方にも触れることにもつながって思わぬ感慨に包まれることが多いです。今ではそういう触れ合いのない生活なんて考えられないくらいになってしまっています。

これからも楽しみにしています。それと・・・残り少なくなりつつある英国滞在を思う存分楽しんでください。



[素敵な男達 ]          ◇ ANATANOMOMO | URL |  05/14 08:15 | edit
オー素敵なお友達出来て良かったね!MOMOです。それも、料理できるイケメンとは!そーすけさんが、そのような方を呼び寄せる運を持ってるのかも・・・。

バチカンが、ガリレオに対する宗教裁判の判決に誤りを正式に認めた様に将来的には同性愛への否定に対して誤りを認める日が必ず来ると私は思っているのだけど・・・(しかし、多分今世紀中は無理かな)私は無宗教だけど、「縁」は信じてる。そーすけさんっていう友達が出来たことが、ブライアン君にとってHAPPYな事だと。

敬虔なカトリック信者にとって、宗教の教えはベースだから、カトリック信者で同性愛者は精神的にかなり辛いだろうなーと前々から思ってたのですが・・・。ブライアン君も常に罪悪感を感じつつ生きているのでしょうね。「あなたはそのままで良いのよ。神はどんなあなたも愛してるし、あなたは幸せになれるのよ。」って言ってあげたいな・・・。

それにしても、そーすけさんと姐さんは良いコンビって感じ。姐さんとはどういうキッカケで同居に?


[お返事です ]          ◇ そーすけ | URL |  05/16 17:56 | edit
>Le Siriusさん

こんにちは。
わざわざリンク貼って言及してごめんなさい(笑)
何か言われる前に、"分かってるゼ☆"っていうのを表しとこうと思いまして。
先手必勝です(意味不明)
ところで、アレは掲示板って言うんですか?
俺が使ってるのは(進行形…!?)、自分のプロフィールのページを作っとくと、
それを見たオトコからメールが届くっていうやつです。
出会い系サイトっていう方が正しいのかも。
まぁ、どっちにしろ、身近に潜むエエ男を探すのに便利なやつです。

にしても、男まみれの生活かぁ…卑猥だわぁ(変態)
今んとこエロ丸出しで突撃してくる輩はヒラリとかわしてるんですけどね。
(何故か、40歳以上のオジ様に多いです…好きなのかなぁ、アジアの男)
まったく、(そういう方々にとっては)迷惑なやつが登録しちゃったもんです。
基本メールのやりとりしかしてないんですが、
実際に会うと、セックス以外の部分で思うこともあるでしょうね。
ブライアンも、当初は"楽しくおしゃべりしましょ"って感じで会いにいったんですが、
いつのまにやら記事みたいなことになってるし…。
これからも多くの男に出会って、彼らと触れ合い、
そしてそれが自分の生活の一部になっていく。
俺も、そんな気がします。

>MOMOさん

こんにちは。
実は、もう一つ共通点があるんですよ…。
何故か、相手は大体教師です。
ブライアンは母国で生物の先生だったし、その他メールのやりとりをしてる方々も、
英語教師とかばっかです。
ちなみに、俺の彼氏も、教育関係の仕事してます。
んで、俺も英語教育を勉強してます。
何、コレ…。

俺も(それなりに知識はあるとはいえ)無宗教なので、
彼が背負ってきた罪悪感を完全には理解できないかもしれない。
でも、"夜、一人でいると、時折泣いちゃうんだよね。もう、悲しくて悲しくて"
って打ち明けてくれた彼の力になりたいと思ってます。
一人でいると悲しくなるのなら、
一人でいなければいいのだ(強引)

姐さんとの同居のきっかけは、また今度。
記事にでもさせていただきます(笑)


[こんばんは~ ]          ◇ のぶ | URL |  05/17 00:28 | edit
なんか、ちょっとの間に進展がモリモリぢゃないですか~!!
クリスチャンの方に会ったんですね!僕も、以前熱心にキリスト教に誘ってもらったことがありましたが…無理でした。。。
だから、生まれながらだと尚更きつい運命だと胸が苦しくなりますね…なんかいい方法があればいいのに。でも、話を聞いてあげるだけでもだいぶ違うので、聞いてあげたらどーでしょう?
ところで…
そーすけさんも男にまみれて行く予定なんですか~(爆)??


[お返事その2 ]          ◇ そーすけ | URL |  05/17 03:36 | edit
どうも~。
モリモリですよ~。
俺、何してんでしょうね~。

俺の母方の親戚も、熱心なクリスチャンで、
よくありがたーい説法(を記したもの)を送ってくるんですが、
ウチは家族全員無宗教なんで(式典は仏教・神道)、微動だにせず。
宗教って、受け付けない人はホントに無理ですよね。
反対に、それを信じてる人は、ひたすらそれに従うっていう。
俺にはよくわからないモノなので、話をきいてあげるくらいしか、
できないです。
余計なコト言っても、傷つけるだけだと思うし。

> そーすけさんも男にまみれて行く予定なんですか~(爆)??
煩悩のそーすけくんは、元気よくお返事しています。
理性のそーすけくんは、しかめっつらでうつむいています。



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